© 2015 The Bernese Mountain Dog Club of Yatsugatake, All Right Reserved.

純血種繁殖について -About Breeding-

JKCの繁殖指針とブリーダーの役割

正しいブリーディングと守るべき心得

犬の繁殖は、犬種の犬質向上及びその犬種が有する体質改良を目的として行われるべきものであり、そのために最低限、次の事項を厳守する必要があります。

 

  1. 犬種のスタンダードについて、良く理解し把握しておくこと。

  2. 血統内容及び犬種のタイプ、性格を理解すること。

  3. 交配の良否、犬種の有する遺伝性疾患について究明し、発症を防ぐために無計画な交配はしないこと。

  4. 牝犬の生殖生理を十分に知っておくこと。

  5. 出産後、子犬の管理を十分に行い、譲渡前に駆虫、骨学的遺伝疾患の有無をチェックすること。

  6. 奇形や欠点を有した子犬は、他の者に対し絶対に提供しないこと。

  7. 生まれた子犬の血統登録を速やかに行うこと。

 

繁殖とは以上の事項を心得として、

前述したように犬種の向上を目的として行われるべきであり、決して営利目的で行っていい行為ではありません。

健康な犬を繁殖するには

繁殖は、前述したように犬質を向上させる目的で行われる行為であり、そのために、交配する牡犬の選定が大変重要であるといえます。少なくとも自分の所有する牝よりも優れた子孫を作出できるように牡を選ばなければなりません。

 

優れた種牡の条件として次のようなことが考えられます。

 

◯その犬種の特徴を十分に供えた牡犬であること。

◯種牡として優れた遺伝力を有していること。

◯その犬種の有する遺伝性疾患を持っていないこと。

◯健康でかつ健全な身体と良い性格を有していること。

 

この他、健康な犬を繁殖するためには、以下の点に十分注意しなければなりません。

 

◯犬種標準(スタンダード)を良く理解すること。

その犬種固有の特徴、外貌(頭部、ネック、ボディー、四肢、毛色、サイズ等)技能、 欠点等はJKC刊行の犬種標準書で勉強すること。

 

◯台牝となる犬の長所、短所を熟知すること。

特に短所については研究を重ね、台牝のもつ欠点を補える種牡を交配相手に選定することが重要です。仮に種牡が台牝の欠点を補えるとしても、同一欠点を持つ種牡とは交配してはいけません。

 

◯種牡、台牝の血統内容をよく調べ研究すること。

交配には、それぞれの血統内容によって、インブリード、ラインブリード、アウトクロスのように方法がいくつかあります。交配前に犬種の有知識者及び指導者の意見を聞き、研究してください。

一般社団法人ジャパンケネルクラブでは、親子の交配、または同じ父母から生まれた兄妹・姉弟による「極近親繁殖」は通常認めていません(極近親繁殖は許可制としています)。 近親繁殖をかさねると、骨格や身体が小さくなったり、遺伝性疾患、欠歯、内臓疾患、陰睾丸等が発生するので安易に行ってはなりません。

 

◯牡牝共に性格もブリーディングにとって重要なポイントです。

臆病及び獰猛な性格を有する犬の子犬は性格が親犬に似るので注意が必要です。性格は非常に遺伝力が強く出現します。

繁殖の現状とこれからの問題点

我が国では「ブーム」としか表現の仕方がないような、特定の犬種への人気集中が見受けられます。映画やテレビドラマやCM、メディアで話題となった犬種が人気を上げる原因となります。 古くは、「名犬ラッシー」やディズニーの「わんわん物語」が上映されたときには主人公であるコリーやアメリカン・コッカー・スパニエルが人気となり、近年ではコミック「動物のお医者さん」に登場したシベリアン・ハスキーの大ブーム、テレビCMに登場したゴールデン・レトリーバー、チワワ、ミニチュア・ダックスフンドのブームなどがありました。

 

一時的に爆発的な人気となった犬種は、多くの方々が欲しがるため、繁殖の基本である「犬質の向上」を無視した繁殖が行なわれる傾向が強くあります。 もちろん、「テレビで見たから」「みんなが飼っているから」などの安易な理由で欲しがる側にも問題があります。その犬種の本質を良く理解し、果たして自分がその犬に幸せな一生を与えることができるのか考えることが必要であるといえます。繁殖に携わる側も、安易な交配・繁殖を行なうのではなく、犬質の向上とその犬種の保護を常に心がけた繁殖を行なわなくてはなりません。

(以上、JKC繁殖指針より引用)

The BMDCYが提唱する繁殖規程ガイドライン

グローバルスタンダードの導入

山梨八ヶ岳バーニーズマウンテンドッグクラブでは、国内唯一のブリード(単犬種)クラブとして、バーニーズマウンテンドッグの犬質維持及び犬種の保存、又さらなる犬種の繁栄と発展を目的として、基本理念に基づいた独自の繁殖規程を提唱しています。

 

欧米諸国(アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チェコ、デンマーク、イギリス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、イタリア、スイス、ラトビア、リトアニア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、ロシア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、アメリカ、など)には、各国のケネルクラブから独立したバーニーズマウンテンドッグクラブ(=ブリードクラブ)が存在します。これら各国のブリードクラブの中には、各々独自の繁殖規程を設置しているクラブもあります。ブリードクラブによる厳格な繁殖規程は、各国ケネルクラブでの様々な取り組みと相まって純血種保存においての重要な役割を担っています。

 

我々は、日本国内でJKC規格(=FCIスタンダード)に準じると同時に、前述のグローバルスタンダードの導入が犬種の発展への一歩であると考えています。他国の良きモデルを参考にして独自の繁殖規程を設定すること、またそれらを正確に適用することが、バーニーズマウンテンドッグの継続的な犬質維持とさらなる犬種の発展につながると考えています。

山梨八ヶ岳バーニーズマウンテンドッグクラブの繁殖規程ガイドライン

山梨八ヶ岳バーニーズマウンテンドッグクラブでは、

一般社団法人ジャパンケネルクラブが定める繁殖指針の遵守を促進し、繁殖用個体の選定において下記の検査促進を推奨します。

 

 

◯股関節形成不全(Hip Dysplasia)の精密検査を受け、

 公的証明書(※1)を取得していること、またその結果がFCI基準(※2)を満たしていること。

 

◯肘関節形成不全(Elbow Dysplasia)の精密検査を受け、

 公的証明書(※1)を取得していること、またその結果がFCI基準(※2)を満たしていること。

 

◯膝蓋骨脱臼(Patellar Luxation)の精密検査を受け、これに罹患していないこと、またその要素を持たないこと。

 (米国では、OFA -Orthopedic Foundation for Animals- が発行する検査証明書を取得。)

 

◯離断性骨軟骨症(Osteochondritis Dissecans -OCD-)の精密検査を受け、これに罹患していないこと、またその要素を持たないこと。

 (米国では、OFA -Orthopedic Foundation for Animals- が発行する検査証明書を取得。)

 

◯甲状腺機能低下症(Hypothyroidism)の精密検査を受け、これに罹患していないこと、またその要素を持たないこと。

 採血により、FT4(遊離サイロキシン)、TSH(甲状腺刺激ホルモン)、TgAA(サイログロブリン抗体)の測定により診断。

 (米国では、OFA -Orthopedic Foundation for Animals- が発行する検査証明書を取得。)

 

◯大動脈弁下部狭窄症(Subvalvular Aortic Stenosis -SAS-)の精密検査を受け、これに罹患していないこと、またその要素を持たないこと。

 (米国では、OFA -Orthopedic Foundation for Animals- が発行する検査証明書を取得。)

 

○眼瞼内反症(Entropion)、眼瞼外反症(Ectropion)、

 進行性網膜萎縮症(Progressive Retinal Atrophy -PRA-)、白内障(Cataracts)の精密検査を受け、

 これらに罹患していないこと、またその要素を持たないこと。

 (米国では、OFA -Orthopedic Foundation for Animals- 又は、CERF -The Canine Eye Registration Foundation- が発行する検査証明書を取得。)

 

◯変性性脊髄症(Degenerative Myelopathy -DM-)の遺伝子検査を受けていること。

 DNA検体採取により、SOD1 -c.118G>A- 及び SOD1B -c.52A>T- 2種類の遺伝子チェックが必要。

 

◯フォンウィルブランド病(von Willebrands Disease -vWD- Type-I)の遺伝子検査を受けていること。

 DNA検体採取による遺伝子チェックにて「Clear, Carrier, Affected」の検査結果で、Clearのみが繁殖に許容される。

 

 

1 公的証明書

JAHD -Japan Animal Hereditary Disease-, OFA -Orthopedic Foundation for Animals-, OVC -Ontario Veterinary College-

BVA -British Veterinary Association-, SV -Schaeferhund Verein-,

その他各国のケネルクラブ認定の検査機関が発行する股関節及び肘関節形成不全においての裏書きのある公的証明書(評価報告書)。

 

2 FCI基準

国際畜犬連盟 -Fédération Cynologique Internationale 略称:FCI- が定義する股関節形成不全及び肘関節形成不全についての評価基準。

股関節は、A -Normal-, B -Borderline-, C -Mild-, D -Moderate-, E -Severe-5段階評価で、繁殖衛生上はA及びB評価のみを繁殖に許容する場合が多い。

肘関節は、0 -Normal-, 1 -Minimal-, 2 -Moderate-, 3 -Severe-4段階評価で、繁殖衛生上は0評価のみを繁殖に許容する場合が多い。

 

◯ブリードスタンダード(=犬種標準)

バーニーズマウンテンドッグの犬種標準とは?

純血種には、各国ケネルクラブや国際畜犬連盟により「ブリードスタンダード(=犬種標準)」が設置されています。それぞれ所属するケネルクラブが定義する「ブリードスタンダード(=犬種標準)」に準じることが基本で、ブリーダーはこれを指標に繁殖を行うことが大切です。現在91ヶ国が「国際畜犬連盟 -Fédération Cynologique Internationale 略称:FCI-」に加盟しており、我が国もFCI加盟国のひとつです。日本国内で開催される展覧会(ドッグショー)においても、JKC規格(=FCIスタンダード)に準じて評価されることが基本的事項となります。

 

山梨八ヶ岳バーニーズマウンテンドッグクラブでは、JKC規格(FCIによって承認された公式犬種標準)を下記にて解説しています。

FCI-Standard N° 45    -05.05.2003/JP-

◯翻訳者 :

(英訳)Mrs. Peggy Davis  (校正)Elke Pepper

(和訳)

 

◯原産地 :

スイス

 

FCI認定日 :

2003325

 

◯用途 :

元来はガードドッグ、牽引用の犬として、又ベルン州では農場でキャトルドッグとして用いられていたが、現在でも多用途に用いられており、家庭犬としても飼育されている。

 

FCIでの分類 :

グループ 2 ;  ピンシャー&シュナウザー、モロシアン犬種、スイス・マウンテン・ドッグ&スイス・キャトル・ドッグ、関連犬種

セクション 3 ;  スイス・マウンテン・ドッグ&スイス・キャトル・ドッグ

 

◯沿革 :

バーニーズ・マウンテン・ドッグは起源の古いファームドッグ(農場で飼われている犬)で、ガードドッグや牽引犬として、又ベルン周辺の山岳地帯や中部で牛追いに用いられていた。この長毛でトライカラーのファームドッグが特に数多くいた地域では、ベルン州のリギ山の近くの村落とデュールバッハの旅館の名前をとって、元来デュールベッヘラーと呼ばれていた。

1902年、 1904年、1907年にはこの犬種はすでにドッグショーに出陳されていた。1907年には、ブルクドルフ地方のブリーダー達が「スイス・デュールバッハ・クラブ」を設立することによってこの犬種の純血繁殖を推進し、またこの犬種の特徴を固定しようとした。1910年にブルクドルフで開かれたショーには、その地方の多くの農場主たちが、デュールベッヘラーを出陳し、すでに107頭もの犬が出陳されていた。この日より、(スイス・マウンテン・ドッグの他の犬種の例に従って)この犬は「バーニーズ・マウンテン・ドッグ」と名称変更され、スイス中とドイツの隣接する地域で急速に高く評価されるようになった。

 

今日、バーニーズ・マウンテン・ドッグは印象的なトライカラーの被毛と適応力の高さ故に、世界中でよく知られ、家庭犬、伴侶犬として高く評価されている。

 

◯一般外貌 :

長毛で、トライカラーの作業犬。中型より大きめで、頑健な体躯で、機敏である。すべてのバランスがよくとれている。

 

◯重要な比率 :

・体高 : 体長 = 9 : 10

・理想的な比率 体高 : 体長 = 2 : 1

 

◯習性・性格 :

日常生活では自信に満ち、注意深く、油断がなく、また怖いもの知らず。性格が良く、飼い主には献身的で、他人に対しても穏やかで、自信を持って接する。ムラがなく、従順な性格。

 

◯頭部(ヘッド) :

頑丈で、サイズは全体とバランスが取れており、大きすぎない。

 

頭蓋部(クラニアルリージョン) :

・スカル :  前望、側望すると僅かに丸みを帯びる。額溝はほとんど目立たない。

・ストップ :  明確だが、目立ちすぎない。

 

顔部(フェイシャルリージョン) :

・鼻(ノーズ) :  ブラック。

・マズル :  強く、中位の長さで、鼻梁は真っ直ぐ。

・唇(リップス) :  ぴったりと引き締まっている。色はブラック。

・顎と歯(ジョーズ、ティース) :  丈夫で、完全なシザーズバイト(第3後臼歯 -M3- は考慮に入れない)。ピンサーバイトは許容される。

・目(アイズ) :  ダークブラウンで、アーモンド形。瞼はたるみがない。窪みすぎてもおらず、出目でもない。ゆるい眼瞼は欠点とみな

 される。

・耳(イヤーズ) :  三角形で、先端が僅かに丸みを帯び、耳付きは高い。中位の大きさで、平静にしている時は、平に垂れ、頭にぴった

 りくっついている。警戒時には付け根の後部は持ち上がるが、前縁は頭部に接したままである。

 

◯頸(ネック) :

強く、筋肉が発達しており、中位の長さ。

 

◯ボディ :

・トップライン :  頭からキ甲にかけてはなだらかに下り、キ甲の後ろから真っ直ぐ、平らに伸びている。

・背(バック) :  堅固で、真っ直ぐで、平ら。

・腰(ロイン) :  幅広く、頑健。上望すると、胸よりも僅かに幅が狭い。

・尻(クループ) :  滑らかに丸みを帯びている。

・胸(チェスト) :  広く、深く、肘まで達している。前胸はよく発達しており、胸郭の幅の広い卵形(オーバル)の部分は後部まで達し

 ているほど良い。

・アンダーラインと腹(ベリー) :  胸から後躯に向かって僅かに上がっている。

 

◯尾(テイル) :

ふさふさしており、少なくとも飛節まで届き、休止時には真っ直ぐ垂れている。動いている時には、背に対して平らに掲げられているか、背より僅かに上に掲げられている。

 

◯四肢(リムズ) :

骨は丈夫である。

 

前肢(フォアクォーターズ) :

・前脚はどちらかというと広く離れてついており、前望すると真っ直ぐで、平行。

・肩(ショルダーズ) :  肩甲骨は長く、強靭で、よくレイ・バックしている。上腕との角度は開きすぎず、胸に密着しており、筋肉が発

 達している。

・上腕(アッパーアーム) :  長く、傾斜している。

・肘(エルボーズ) :  ボディにぴったりとしており、内外転していない。

・前腕(フォアアーム) :  頑丈で、真っ直ぐである。

・中手(パスターン、メタカーパス) :  惻望するとほとんど垂直で、頑丈。前望すると、前腕と同じ直線上にある。

・足(フィート) :  短く、丸く、緊握し、指趾はよくアーチしている。内外向していない。

 

後肢(ハインドクォーターズ) :

・後望すると真っ直ぐで、平行で、互いに接近しすぎていない。

・大腿(サイ) :  長く、幅広で、力強く、筋肉が発達している。

・膝(スタイフル) :  よいアンギュレーションである。

・下腿(ローワーサイ) :  長く、傾斜している。

・飛節(ホック) :  力強く、角度がある。

・中足(リアパスターン、メタターサス) :  ほぼ垂直である。デュークローは取り除かなければならない(法で禁じられている国以外)。

・足(フィート) :  前足よりも僅かにアーチがゆるい。内外向していない。

 

◯歩様(ゲイト・ムーブメント) :

健全で、全ての歩様はバランスが取れ、グランドカバリング富んでいる。自由なストライドは、後肢の十分な推進力で前進する。トロットの際には、脚は前望しても、後望しても、前に真っ直ぐ、平行に移動する。

 

◯被毛(コート) :

・毛(ヘアー) :  長毛。光沢があり、直毛あるいは僅かにウェービー。

・毛色(カラー) :  ジェットブラック(漆黒)。頬、目の上、四肢全てと胸には、リッチタンマーキングがあり、他に下記の場所にホ

 ワイトのマーキングが見られる。

・頭部には左右対称のクリーンホワイト(純白)のマーキングがある。ブレーズは、鼻の両脇に向かって伸び、マズルバンドと

 合流する。又、目の上のタンのマーキングにかぶってはならない。ホワイトのマズルバンドは口の端をすぎてはならない。

・喉や胸にある、適度に幅広く、途中で途切れないホワイトのマーキング。

・理想 :  ホワイトの足、尾の先端のホワイト。

・許容範囲 : うなじにある小さなホワイトの斑、肛門にある小さなホワイトの斑。

 

◯サイズ(体高) :

・牡 :  64-70 cm、  理想サイズ :  66-68 cm

・牝 :  58-66 cm、  理想サイズ :  60-63 cm

 

◯欠点 :

上記の点からのいかなる逸脱も欠点とみなされ、その欠点の重大さは逸脱の程度に比例するものとする。

・おどおどした性格。

・細い骨。

・噛み合わせは正しいものの、切歯の生え方が不規則なもの。

・第1前臼歯2本以外の欠歯。第3後臼歯の欠歯は欠点とみなされない。

・被毛 :

 - 明確にカールしている被毛。

 - 欠点となる毛色とマーキング :

 - 頭部にホワイトがないもの。

 - 大きすぎるブレーズや口の端を明らかに過ぎたマズル・バンド。

 - うなじの大きなホワイトの斑(直径が6cmを超えるもの)。

 - 肛門部のホワイトの班(最大6cmまで)。

 - ホワイトのカラー(頸回り)。

 - 前脚にあるホワイトのマーキングがパスターンの真ん中を超えているもの(ブーツ)。

 - 頭部や胸にある左右非対称のホワイトのマーキング。

 - ホワイトの胸にブラックの小斑(ティッキング)やストライプのあるもの。

 - 汚れ白(色素形成の強い斑点)。

 - 僅かにブラウンかレッドの混じったブラックの被毛。

 

◯失格 :

・攻撃的、不安げで、過度にシャイな犬。

・スプリットノーズ。

・アンダーショットあるいはオーバーショット、ライマウス。

・片目あるいは両目がブルーアイ(ウォールアイ)。

・眼瞼内反、眼瞼外反。

・キンクテイル、リングテイル。

・短い被毛で、ダブルコートのもの。

・トライカラー以外の被毛。

・被毛の主要な色がブラックでないもの。

・陰睾丸。

FCI-Standard N° 45    -05.05.2003/EN-

TRANSLATION :

Mrs. Peggy Davis, revised by Elke Pepper.

 

ORIGIN :

Switzerland.

 

DATE OF PUBLICATION OF THE OFFICIAL VALID STANDARD :

25.03.2003.

 

UTILIZATION :

Originally used as a guard-, draught-and cattle dog on farms in the Canton Bern, today also family dog and versatile working dog.

 

FCI-CLASSIFICATION :

Group 2 ; Pinscher and Schnauzer type-Molossoid breeds- Swiss Mountain and Cattle-Dogs.

Section 3 ; Swiss Cattle Dogs. Without working trial.

 

BRIEF HISTORICAL SUMMARY :

The Bernese Mountain Dog is a farm dog of ancestral origin which was used as a guard and draught dog and for driving cattle in the prealpine regions and in the midland areas around Bern. Originally he was named “Dürrbächler” according to the name of the hamlet and of the inn of Dürrbach, near Riggisberg in the Canton Bern where these long-haired tricoloured farm dogs were especially numerous. In 1902, 1904 and 1907 specimen of this breed had already been exhibited at dog shows, and in 1907 some breeders of the region of Burgdorf decided to promote the pure breeding of these dogs by founding the “Schweizerischer Dürrbach-Klub”, and fixing the characteristic traits of the breed. In 1910, at a show in Burgdorf where many farmers of that region brought their Dürrbächler dogs to, already 107 specimen were shown.

 

From that day onward this dog, renamed “Bernese Mountain Dog” following the example of the other breeds of Swiss Mountain Dogs, became rapidly appreciated all over Switzerland and in the neighbouring parts of Germany. Today the Bernese Mountain Dog is well known and appreciated all over the world as a family dog thanks to its striking tricoloured coat and its great adaptability.

 

GENERAL APPEARANCE :

Longhaired, tricoloured, strong and agile working dog, of above medium size, with sturdily built limbs; harmonious and well balanced.

 

IMPORTANT PROPORTIONS :

・Height at withers : length of body (measured from the point of the shoulder to the point of the buttock) = 9 : 10, rather compact than

elongated.

・Ideal relation of height at withers : depth of chest = 2 : 1.

 

BEHAVIOUR / TEMPERAMENT :

Self-confident, attentive, vigilant, fearless in every day situations; good-natured and devoted to his own people, self-assured and placid towards strangers ; of medium temperament, docile.

 

HEAD :

Strong. In size balanced to general appearance, not too massive.

 

CRANIAL REGION :

・Skull : Viewed from the front and in profile little rounded. Frontal furrow hardly marked.

・Stop : Well defined, but without being too pronounced.

 

FACIAL REGION :

・Nose : Black.

・Muzzle : Strong, of medium length; nasal bridge straight.

・Lips : Close fitting; black.

・Jaws/Teeth : Strong, complete scissor bite (molars 3 (M3) are not taken into consideration). Pincer bite accepted.

・Eyes : Dark brown, almond-shaped, with close fitting eyelids. Neither too deep-set nor prominent. Loose eyelids are faulty.

・Ears : Medium-sized, set high, triangular in shape, slightly rounded at the tips, in repose hanging flat and close to the head. When

alert, the rear part of the set-on is raised while the front edge of the ear remains close to the head.

 

NECK :

Strong, muscular, of medium length.

 

BODY :

・Topline : From the neck running slightly downwards to the withers in a harmonious line, then running on straight and level.

・Back : Firm, straight and level.

・Loins : Broad and strong; seen from above slightly less broad than the chest.

・Croup : Smoothly rounded.

・Chest : Broad and deep, reaching to the elbows; forechest distinctly developed; ribcage of wide-oval section extending as well back

as possible.

・Underline/belly : Slightly rising from chest to hindquarters.

 

TAIL :

Bushy, reaching at least to the hocks; hanging straight down when at rest; carried level with back or slightly above when moving.

 

LIMBS :

Strong bones.

 

FOREQUARTERS :

・General appearance : Forelegs seen from the front straight and parallel, standing rather wide apart.

・Shoulders : Shoulder blade long, strong and well laid back, forming a not too obtuse angle with the upper arm, well attached to the

chest, well muscled.

・Upper arm : Long, set oblique.

・Elbows : Close fitting; neither turned in nor out.

・Forearm : Strong, straight.

・Pastern : Seen from the side almost upright, firm; seen from the front in straight line with the forearm.

・Forefeet : Short, roundish; with well-knit, well-arched toes. Turned neither in nor out.

 

HINDQUARTERS :

・General appearance : Seen from the rear straight and parallel, not too close.

・Upper thigh : Long, broad, strong and well muscled.

・Stifle : Distinctly well bent.

・Lower thigh : Long and oblique.

・Hock joint : Strong, well angulated.

・Metatarsus : Set almost vertically. Dewclaws to be removed (except in those countries where it is prohibited by law).

・Hind feet : Slightly less arched than forefeet, turned neither in nor out.

 

GAIT / MOVEMENT :

Sound and balanced movement in all gaits covering a lot of ground; free stride reaching well out in front, with good drive from behind; at the trot, coming and going, legs moving forward in a straight line.

 

COAT :

・HAIR : Long, shining, straight or slightly wavy.

・COLOUR : Jet black main colour with rich tan markings on the cheeks, above the eyes, on all four legs and on the chest, and with

white markings as follows :

・Clean white symmetrical markings on the head : blaze extending towards the nose on both sides to a muzzle band; the blaze

should not reach the tan markings above the eyes, and the white muzzle band should not extend beyond the corners of the

mouth.

・Moderately broad, unbroken white marking on throat and chest.

・Desirable : white feet, white tip of tail.

・Tolerated : small white patch on nape of neck, small white anal patch.

 

SIZE :

・Height at withers :

for dogs : 64-70 cm,

ideal size : 66-68 cm.

for bitches : 58-66 cm,

ideal size : 60-63 cm.

 

FAULTS :

Any departure from the foregoing points should be considered a fault and the seriousness with which the fault should be regarded should be in exact proportion to its degree and its effect upon the health and welfare of the dog.

・Unsure behaviour.

・Fine bones.

・Irregular set of the incisors provided that the bite remains correct.

・Absence of any other theeth than 2 PM1 (premolars 1); the M3 (molars 3) are not taken into consideration.

・Coat:

 - Distinctly curly coat.

 - Faults of colour and markings :

 - Absence of white on head.

 - Blaze too large and/or muzzle band reaching noticeably beyond the corners of the mouth.

 - White collar.

 - Large white patch on nape of neck (maximum diameter more than 6 cm).

 - White anal patch (maximum size 6 cm).

 - White markings on forelegs reaching distinctly beyond half-way of pasterns (“boots”).

 - Disturbingly asymmetrical white markings on head and/or chest.

 - Black ticks and stripes within the white on the chest.

 - “Dirty” white (strong spots of pigmentation).

 - Black coat with a touch of brown or red.

 

DISQUALIFYING FAULTS :

・Aggressive, anxious or distinctly shy.

・Any dog clearly showing physical or behavioural abnormalities shall be disqualified.

・Split nose.

・Undershot or overshot mouth, wry mouth.

・One or two blue eyes (wall eye).

・Entropion, ectropion. Kinky tail, ring tail.

・Short coat, double coat (Stockhaar).

・Other than tricoloured coat.

・Other main colour than black.

 

N.B. :

・Male animals should have two apparently normal testicles fully descended into the scrotum.

・Only functionally and clinically healthy dogs, with breed typical conformation should be used for breeding.